森友学園事件、饒舌に語り続けた籠池夫妻は司法の場で何を語るのか真相解明に注目

森友学園事件、饒舌に語り続けた籠池夫妻は司法の場で何を語るのか真相解明に注目

暴れ猿

2017/08/0314:28

森友学園事件、饒舌に語り続けた籠池夫妻は司法の場で何を語るのか真相解明に注目

社会部

20178313:25

豊中市の国有地で小学校建設を計画していた学校法人森友学園大阪市の前理事長、籠池泰典かごいけやすのり容疑者64と妻の諄子じゅんこ容疑者60が7月31日、大阪地検特捜部に逮捕された。国有地が大幅に値引きされて学園に払い下げられたことが発覚してから約半年、冗舌に語り続けた籠池夫妻が、司法の場で何を語るのか注目している。

2人の逮捕容疑は京都市設計事務所役員らと共謀。国土交通省側に校舎建築の補助金を申請した際、正規の工事代金は約15億円だったのに、約23億円に水増しした工事請負契約書を提出するなど、平成29年2月までに約5600万円を詐取したというものだ。

学園をめぐっては、学園が運営する幼稚園が、教職員の人数に応じて支給される府の補助金について、勤務実態のない職員も対象として申請するなど約3440万円を不正に受給。このほか、特別な支援が必要な要支援児を受け入れているなどと偽り、補助金約2740万円を詐取した疑いも持たれている。

申請手続きはいずれも籠池容疑者が担当していたといい、府は5月、学園に返還を命じるとともに籠池容疑者に対する詐欺罪の告訴状を提出した。

この補助金不正受給をめぐり、府議会は7月10日に籠池容疑者を参考人招致。だが、籠池容疑者は不正疑惑に質問が及ぶたびに刑事訴追を受けるかもしれない状況などと回答を避けた一方、同じようなこと質問は時間の無駄などと不快感をあらわにする場面もみられた。

小学校開設については政治家らに協力を要請したと説明。府幹部から頑張らせていただきますと言われたとも述べたが、この幹部は籠池容疑者とは話したこともないと完全否定している。

この半年間、籠池容疑者はさまざまな場で自身をめぐる疑惑について主張を繰り返してきたが、真偽不明の証言も多く、注目の高まりとともに疑念も深まっていった印象だ。

逮捕という新たな局面を迎え、籠池容疑者は疑念にどう向き合うのか。司法の場での真相解明に注目したい。

山本祐太郎